2011年6月13日
【体操部】世界ラート選手権 上位入賞者コメント

2011年6月1日(水)~6月4日(土)にアルンスベルク(ドイツ)で開催された
ラート世界選手権(World Championships Wheel Gymnastics 2011)において、
筑波大学体操部より男子2名、女子3名が出場し、田村元延(院2年)が男子個人総合3位、
高橋靖彦(院2年)が男子個人総合4位、日本チームが団体3位という活躍をみせた。

特に、総合3位に入賞した田村元延(院2年)は世界初の大技である
アオエロバッハ宙返り1回転ひねりを成功させ、会場からは大きな歓声が挙がった。

また、本大会には国際審判として体操部の本谷聡監督が参加した。

【結果】
(団体)
日本チーム 団体3位

(個人)
田村元延(院2年) 
個人総合 3位  跳躍2位  直転3位

高橋靖彦(院2年) 
個人総合 4位  跳躍 6位  直転 5位  斜転 4位
 

【選手のコメント】
(田村元延選手)
今大会は、東日本大震災の影響により大会2ヶ月前という大切な時期に、練習場所である総合体育館が使えなくなりました。
調整は困難を極め、非常に難しい状況に追い込まれました。

しかし、そんな中でも、「ピンチはチャンス」と自分に言い聞かせ、一日一日、
自分の成長を感じられるよう練習を積み重ねました。

大会本番でもこのように、精神的に厳しい中で演技をしなければならない状況は
何度もありました。しかし、練習の時と同様、一つ一つ着実にこなすことを心がけました。
それが今回の結果につながったと感じます。(写真左:跳躍種目表彰 田村銀、高橋4位)

CIMG1860web.jpg大会を振り返ると、メダルを獲得するという結果以上に、追い込まれても自分を信じ、あきらめずに、その状況に向き合えるようになったことが
私にとって一番の収穫であったと感じています。 
今後は、これまで培ってきた経験を日本ラート界に還元していきたいと
考えております。 


最後に、これまでご支援していただいた多くの方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


(高橋靖彦選手)
「悔しい」この一言に全てを集約できると思います。
どの種目も、メダル獲得の可能性があった中で、不本意な演技に終わってしまいました。

決勝の直前には膝を怪我してしまい、今は正直悔やんでも悔やみきれない想いでいます。
特に音楽つき直転に関しては、オリジナリティーのある技を多く盛り込み、演技の丁寧さ、
美しさをとことん追求してきたので、最も自信を持って臨んでいました。

これまでには考えられなかったほど、多くの人たちから「wonderful!」と声をかけられるレベルになっていました。
だからこそ、とても悔しさが増します。CIMG1947web.jpg

結果だけを見れば本当に悔しいですが、より高難度の技が求められた

新ルールの中で、全種目入賞したことは自信にして良いと考えています。

そして何より、自分を支えてくれた多くの方たちへの感謝を忘れずに、

また次に向けて前を向いて取り組んでいきたいと思います。

(写真右:高橋選手の直転の演技




【体操部監督 本谷聡先生コメント】

恵まれた練習環境といえない状況であったにも関わらず、良い状態で大会に
臨めたのではないかと考えています。
団体戦では、田村と高橋(体育学2年)がそれぞれの持ち味を生かし、3位銅メダルに入賞。
個人戦でも、世界初となる「アオエロバッハ宙返り1回転ひねり跳び」を成功させる等、
田村(体育学2年)が3つのメダルを、檜皮(コーチング学3年)が1つの銅メダルを獲得できたのも
大きな収穫です。

(写真右:団体日本3位銅メダル
CIMG1986web.jpg