2009年11月13日
【柔道】世界ジュニア選手権大会(フランス・パリ) 森下、山本、緒方がタイトルを獲得!

 20歳以下の柔道ジュニア選手が体重別世界一を競う世界ジュニア選手権大会が10月22─25日、フランス(パリ)で開催された。本大会は本学からは4人が出場し、66キロ級で森下純平(体専1年)、63キロ級で山本小百合(同)、78キロ級で緒方亜香里(同)がそれぞれ優勝を果たした。また、90キロ級で西山大希(同)が3位入賞の成績を収めた。本大会は若手選手の登竜門となっており、メダルを取れば今後飛躍し、取れなければ消えてしまうというジンクスがある。若手選手に取って非常に重要な大会であった。

 森下は2回戦でアレス(スペイン)と対戦。試合前半で、有効、技ありを続けて先取され、窮地に立たされる。だが残り1分弱、相手がばてた所を、得意の大内刈りを仕掛け、一本。その後も準決勝以外をすべて一本で制し、優勝した。

 森下は「選手に選ばれるとは思っていなかったが、出るからには絶対勝つつもりだった。講道館杯は一戦一戦大事に行きたい。まずは一勝を」と述べた。

 山本は辛勝もありつつ、決勝まで勝ち進んだ。決勝の相手はソン・セロン(韓国)。序盤、互いに指導をもらう。試合が大きく動いたのは中盤、大外刈りからの体落としを浴びせ、技あり。そのポイントを守り通し、優勝を決めた。

 山本は「自分が目指すのはシニアなので、通過点だったが優勝出来て安心した。講道館杯は目指すは優勝。1回戦から選手は強いので、頑張る」と語った。

 緒方はオール一本勝ちで決勝にコマを進めた。決勝の相手は昨年度優勝者のハリソン(アメリカ)だった。「やってみたくてわくわくしていた」と話す緒方だったが、得意の内股で2回の技有りを取り、合わせ技一本で優勝した。

 緒方は「優勝は嬉しかったけど、まだまだ。講道館杯は去年準優勝したので、優勝狙って行ける所まで行きたい」と話した。

 今回の結果を岡田弘隆総監督(体育・准教授)は「森下は日本の目指すべき掴んで一本を取る柔道をする。課題もあるがいずれ代表を狙えるようになるだろう。山本も同じく正攻法の柔道をする。体力不足は否めないが、将来が楽しみだ。緒方は圧勝だった。力強い柔道をするので、相手はやりづらいだろう」と評価した。


【文=柏零/筑波大学新聞281号より】