2009年11月13日
【柔道】平成21年度全日本学生柔道体重別選手権大会 小倉、田中康介、牧が優勝を果たす!

 学生柔道の体重別日本一を決める全日本学生柔道体重別選手権大会が、10月11、12日、日本武道館(東京・千代田区)で開催された。本学からは19人が出場し、66キロ級で小倉武蔵(体専2年)が昨年に引き続き優勝、81キロ級で田中康介(同3年)、57キロ級で牧志津香(同2年)がそれぞれ初優勝を果たした。また、66キロ級の田中浩平(同)が準優勝、81キロ級の川瀬孝司(同3年)、48キロ級で伊部尚子(同4年)、100キロ級の新井優来(同3年)100キロ超級の白本周太郎(同4年)が第3位の成績を収めた。

 初戦から小倉は順調に勝ち上がった。決勝戦の相手は本学の田中浩平。高校時代からのライバルでもあり、現在は毎日共に練習に励んでいる2人は互いを知り尽くしていた。決め手を欠き、勝負は延長戦に持ち越されたが、互いに決め切れず、3─0の判定で小倉が勝利し、2連覇を決めた。

 小倉は「自分自身成長したなと思った。次の講道館では優勝して結果を残したい」と述べた。

 その日の田中康介は絶好調で、決勝まですべて一本勝ちで駒を進めた。決勝の相手は平尾譲二(中央大)。開始32秒、組み合った瞬間に内股から小内刈りを掛けて技あり。そのまま相手の上体が返る前に腕ひしぎ十字固めを決め、一本。高校から数えても自身初のタイトルを獲得した。

 田中康介は「優勝はひそかに狙っていた。実現出来て良かった。講道館杯には初めて出場するので、チャレンジャーとして臨んで行きたい」と語った。

 牧は、初戦から順当に勝ち上がって行った。迎えた決勝戦の相手は大友真貴子(東海大)だった。開始31秒、組み際に大友が前に出た所で、牧は横にいなしながらの大外刈りを掛け、一本。この日会心の試合を見せて、優勝を手にした。

 牧は「去年はけがなどで欠場だったので、絶対優勝するという気持ちで臨んだ。目標はオリンピックや世界。次の講道館杯は優勝を目指したい」と話した。

 今回の結果を、岡田弘隆総監督(体育・准教授)は「小倉は良い動きをしていた。田中浩平とは実力で拮抗していたが、今回は気持ちで小倉が勝っていたようだ。田中康介はダークホース的存在だった。この日はノッていたと思う。牧は出場選手の中では抜群。圧倒的な強さだった。大学全体としては良くやったと思う」と評価した。


【文=柏零/筑波大学新聞281号より】