2008年5月28日
【体育センターコラム 話題の宝庫より】 <第2回> フラッグフットボールの教育的価値

【フラッグフットボールとは】

 フラッグフットボールは、攻守ともに5人のプレイヤーによって作戦を創造し、その作戦を実行するスポーツです。アメリカンフットボールを基にして考 案されましたが、タックルやブロックといった人との接触プレイは禁止され、誰もが安全に楽しむことができます。

 ゲームの方法は、オフェンスチームとディ フェンスチームが、野球のように攻守交代しながら進めていき、エンドゾーンにボールを持ち込んだらタッチダウンとなり得点をあげることになります。

  オフェンスチームの基本プレイは、ランプレイ(図1)とパスプレイ(図2)。また、ディフェンスチームはボールを持っているプレイヤーのフラッグを取る (図3)か、追いこんでサイドラインから追い出すことで、オフェンスチームの攻撃を止めることができます。 ところで、プレイ毎の作戦会議のことをハドル(図4)と言い、どのようなフォーメーションから作戦を実行するのかを考え、次のプレイを決定していきます。 このように、作戦を考え、実行する事、ここにフラッグフットボールの面白さがあり、自分のチームにあった最高の作戦をみんなで創り出し、作戦成功の喜びを 味わってみたいものです。


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【戦術学習としての教材的価値】

近年、学校体育の戦術学習における球技教材として、フラッグフットボールの教育的価値が認められつつあり、多くの小中学校での授業実践が行われる現 状にあります。特に地域スポーツとしての価値の向上や、小学校の体育授業での導入機会の増加は著しく、NFLジャパン/全日本フラッグフットボール協会が おこなった調査によれば、2007年3月見込みとして、当協会の普及プログラム参加が2,732校、累計で32万人以上の児童・生徒がフラッグフットボー ルを体験したこととなり、教材価値の高いスポーツとしての評価とともに、学校体育における授業での自主的な取り組みが広がりつつあります。



【引用元】筑波大学体育センター 話題の宝庫より

【写真提供】 NFL JAPAN

【参考文献】 松元剛、他:フラッグフットボールの教育的価値.フットボールの科学2(1):10-16,2007.