2011年11月 5日
【アスリートの顔】 柔道部の新星 遠藤宏美選手(体育1)

endo1.jpgアジア柔道選手権優勝、全日本ジュニア第2位、全日本学生体重別選手権優勝と、大学1年目のシーズンを輝かしい成績で突き進んでいるのは、今年筑波大学体育専門学群に入学した遠藤宏美選手(体育1)。
父親が柔道をやっていたことがきっかけで4歳から柔道を始め、延暦寺学園
比叡山中学校3年時に全国中学校柔道大会、比叡山高校3年時にインターハイを制覇。強豪ひしめく日本女子柔道48kg級の期待の新星である。

 

大学1年目の今年は、初めての一人暮らしなど環境の変化が大きい年でもあったが、
筑波大学の練習環境に毎日刺激を受けていると話す。
「柔道部の人数は少ないですが、全員柔道への意識が高く、同じ48kg級にも世界柔道に出場した
福見友子選手(了徳寺学園)や伊部尚子選手(院1)がおり、一緒に練習をする中で新しい発見があります。」 
組手のパターンも大学入学後、着実に増えているという。

 

一人暮らしについては、予想していたより大変ではないと話し、精神力の強さがうかがえる。
「減量の時は自炊をして、自分で調整をしています。今年は年末に日本代表の合宿があり実家に
帰れないんです。ですが、思い切り柔道をさせてくれている両親や、良い練習ができる大学にも
感謝をして頑張りたいと思います。」

 

10月23日(日)の全日本学生女子柔道体重別選手権での優勝は、筑波大学で練習したきた
今年の成果が出たと話す。11月には南アフリカで開催される世界ジュニアに選出されており、
その翌週には日本トップレベルの選手が集う講道館杯全日本女子柔道体重別選手権大会に出場予定。


「世界ジュニアに出場するのは今年がラスト。優勝という成績で締めくくりたいと思います。
講道館杯に関しては、まだまだシニアでは実力で差のある選手と対戦することになりますが、
挑戦者として上位に食い込めるよう力を尽くします。」

 

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大学での生活について尋ねると、勉強については「身体に関することに興味はあるのですが、
勉強するのはあまり得意ではありません・・・」と苦笑い。
「練習がオフの日は、どこか遊びに行こうと思ってもついつい寝てしまって、ダラダラしちゃうんですよね(笑)」 

 

緊張した時や不安な時に自分自身を支えているものは、『練習してきた自信』だと話す。
今後の目標を尋ねると、迷いなくオリンピック優勝を挙げる。
筑波大学は中学時代から憧れていた場所。
この場所で、この仲間と共に積み重ねる時間が、彼女を更に強くするだろう。

 

 【プロフィール・経歴】 

遠藤 宏美 (えんどう ひろみ)  筑波大学体育専門学群1年次
1993年2月2日生まれ   滋賀県出身    身長157cm
 女子柔道48kg級       得意技は背負投

2007年(中3)   全国中学柔道大会 優勝
2008年(高1)   全日本ジュニア    優勝
2009年(高2)   世界カデ(16歳以下の世界一決定戦) 優勝
2010年(高3)   全国高等学校体育大会    優勝
             東アジア柔道選手権大会 優勝
2011年(大1)   アジア柔道選手権大会 優勝
                      全日本学生女子柔道体重別選手権 優勝

 

(写真提供:珖円 文責:筑波大学スポーツアソシエーション(TSA)戸波